スチュワーデス私の２万５０２０時間

永島 玉枝【著】

読売新聞社（1999/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 246p／高さ 20cm
• 商品コード 9784643981377
• NDC分類 687.3
• Cコード C0095

内容説明

日航スチュワーデス、４０年のフライト人生。マニュアルなき草創期の悪戦苦闘、３０歳定年制への挑戦、そしてハイジャック事件救援機乗務…。働く一女性として常に先頭を翔びつづけて今、素晴らしき“青空の半生”を語る。

目次

１　フライト時間２万５０２０時間４分の重み（フライト人生四十年最後のロス‐成田便；日本人スチュワーデス初の飛行二万時間達成　ほか）
２　スチュワーデス「若年定年制」問題との出会い（女性として初めて戴いた運輸大臣航空功労彰の重さ；美智子さまから学んだ真のもてなしの心　ほか）
３　職業としてのスチュワーデス業務（華やかなイメージとは裏腹の舞台裏；スチュワーデスに求められる徹底した自己管理）
４　フライト人生４０年の想い出あれこれ（搭乗のたびに学んだ新たな気づきと発見；数々の歴史的フライト余話）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[のち]

日本航空の初期からスチュワーデスとして携わってきた著者が、退職を機にその仕事を振り返ってまとめた本。 スチュワーデスとしての心構えや印象に残るエピソードに加えて、女性の労働について書かれている割合も多く、時代を感じさせられる。 いいサービスを提供するためには、まず自分がいいサービスを受けること、というのは身を持って思うことでもあり共感できた。

2012/03/28