内容説明
現天皇の皇太子時代を、学友の藤島泰輔が写し取った作品。学習院高等科を舞台に描く青春群像。
感想・レビュー
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ekoeko
1
作者を全く知らなかったが週刊誌でこの本?作者?が紹介?されていたので読んでみた。修学旅行と吉彦の叔母が印象的。未成年なのに校内で飲酒や喫煙、先生を罵るのには唖然としたし、宮を愛すれば去らねばならなくなる、とか宮を孤独から開放、とか、どう考えても無理としか思えない学友たちの思い?がよくわからなかった。2023/11/02
にいけいぱぱ
0
ノンフィクションの凄さっていうのを感じました。今上天皇陛下の皇太子時代の学習院での「ご学友」が皇太子をどう見ていたのかをつづったお話。漢字表記を含めてちょっと難しいところがあったけど、まぁその辺は雰囲気で(笑)。皇太子と一緒に勉強したり修学旅行に行ったり...平民では体験できないことが近くにいた方の実体験で語られるのはとても迫力がありました。2012/06/23