日本歴史叢書<br> 天保の改革

日本歴史叢書
天保の改革

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  • サイズ B6判/ページ数 244,/高さ 21X14cm
  • 商品コード 9784642065382
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C1321

内容説明

天保期の「内憂外患」を当時の幕政担当者がどのように認識しいかに対応しようとしたのかを、可能な限り多量の幕政史料に基づいて具体的に明らかにすることにより、幕府天保改革の正確な理解をめざした。とくに、改革の重要課題でありながら、これまで充分には理解されなかった都市(江戸)問題、文化思想統制、対外政策を重点にして論じた。

目次

第1 天保改革の研究史と現状
第2 天保期の危機と危機認識
第3 天保改革と江戸
第4 天保改革と思想・文化統制
第5 天保改革の農村政策
第6 天保改革の経済・財政政策
第7 天保期の幕藩関係
第8 対外的危機と天保改革

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wuhujiang

1
この改革は累積する社会問題を一気に解消しようとした大改革とも言うべきものだった。たった5年程度でやろうとするにはあまりに急な改革だったというしかないが、まさしく内憂外患を抱えている(と水野はじめ幕閣が認識していた)日本の改革は待ったなしであったのだろう。全方面について、相手となる大名・町人・農民に良いことが一つもない改革では失敗するのも当然と言えるのかもしれない。概ね天保改革について本書で知識を得られる。0年以上前の本だが幕末について興味のある人は是非。2024/12/26

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