歴史文化ライブラリー
大工道具の日本史

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055826
  • NDC分類 521
  • Cコード C0320

内容説明

人が石器を手にした時から大工道具の歴史は始まった。斧・鋸などはどのように発展してきたのか。様々な文献や絵画史料からその歴史を分りやすく解説。電動工具が主流の現代に、手道具がもつやさしさと重要性を説く。

目次

手道具の歴史と人類の未来―プロローグ
木の建築をつくる技術と道具
大工道具の誕生―旧石器から縄文時代
鉄器の導入と大工道具の発展―弥生・古墳時代
渡来した新しい建築技術―古代・中世
大工たちの近世
多様化する大工道具と技術
大工道具の一万年―エピローグ

著者等紹介

渡辺晶[ワタナベアキラ]
1953年、鳥取県に生まれる。1976年、福井大学工学部建築学科卒業。2000年、東京大学大学院工学系研究科より博士(工学)学位授与。財団法人文化財建造物保存技術協会を経て、現在、財団法人竹中大工道具館主席研究員
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感想・レビュー

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こきよ

19
大工道具や木造建築を通して、日本史を俯瞰するという興味深い試みの一冊でした。石器はもとより、現在では余り見かけることのない、手斧といった道具まで紹介されています。現存天守や寺社などを見に行った折に、柱などに残った加工痕などを見る愉しみができましたね。

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