内容説明
北九州地方の雄族、大友氏は宗麟の時代には領国が6カ国に及ぶ有力な戦国大名であり、有馬・大村氏とともに、わが国最初の遣欧使節をローマ法王に派遣したキリシタン大名としても著名である。本書は、その領国支配体制、キリスト教保護、対外貿易などを解明するとともに、島津氏に攻略されて衰微した、宗麟波瀾の生涯を豊富な史料を駆使して描く。
目次
第1 大友氏の発展と義鎮の性格
第2 領国の拡大
第3 領国支配の展開
第4 城下町と領国経済
第5 キリスト教をめぐる動き
第6 朝鮮・明との貿易と文化的趣向
第7 領国支配の動揺
第8 宗麟没後の大友氏
大友宗麟関係地図
大友氏系図
略年譜
主要参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキンドン
1
人物叢書:大友宗麟のBoD版を購入読了。豊後の太守として発展し滅亡した大友家の興亡を綴る。2024/09/04
タキタカンセイ
1
歴史学的視点から大友宗麟を読み解いた本。宗麟関係の小説で参考文献として使われることが多いようだ。ちょっととっつきにくいが宗麟の複雑なパーソナリティがよく理解できた。個人的なことですが、文中に祖父(大友家のアマチュア研究者だった)の写真が出てきてびっくりしました^^;2019/12/28
MUNEKAZ
1
「宗麟」という法号を持ち、熱心なキリシタンであり、奥さんは神社の娘。それが大友宗麟。
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