藩閥政府と立憲政治

藩閥政府と立憲政治

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 399,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784642036320
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C3021

内容説明

帝国憲法は議会に立法権・予算議定権・上奏権を与え、政党の政権参入を可能とした。政権継続を望む藩閥政府は「超然主義」を掲げて初期議会に処したが、その精髄とは何なのか、藩閥と民党の対立の本質とは何だったのだろうか。天皇や温和派の存在をも視程に収め、立憲政治に臨んだ藩閥の対応と変容を検討し、明治中期の政治史の特質を解明する。

目次

第1章 藩閥政府の議会開設準備
第2章 帝国議会の開幕
第3章 超然主義の試練
第4章 超然主義の動揺
第5章 超然主義の再建と和協詔勅
第6章 超然主義の新段階