鎌倉府体制と東国

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  • サイズ A5判/ページ数 294,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642028073
  • NDC分類 210.45
  • Cコード C3021

内容説明

室町期、京の将軍と鎌倉の公方の対立は、時代を貫く流れといえる。室町幕府は、なぜ反発を繰り返す鎌倉公方を代々任じ続けたのか。南北朝内乱の中で、義満でさえ滅ぼし得なかった鎌倉府権力が確立に至る過程を解明する。

目次

1 南関東と守護・国人・一揆政策(足利尊氏と平一揆;鎌倉府基氏政権期の守護政策と平一揆;上総守護と世良田義政事件―「円覚寺蔵大般若経刊記」をめぐって;香取社応安訴訟事件の一背景―貞冶・応安期鎌倉府の守護・国人政策;持氏期鎌倉府の守護政策と分国支配)
2 北関東・奥羽への領域的展開(鎌倉府北関東支配の形成;鎌倉府北関東支配の展開;奥州両管領と関東両執事―初期鎌倉府と奥州;鎌倉府奥羽支配の形成)

著者等紹介

小国浩寿[オグニヒロヒサ]
1962年神奈川県に生まれる。1985年中央大学文学部卒業。1988年中央大学大学院博士前期課程終了。2000年明治大学大学院博士後期課程終了、史学博士。現在、都立高校教諭・中央大学非常勤講師
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