内容説明
中世の女性は大衆を指導する宗教者にはなれなかった。しかし教団の形成に女性の果たした役割は大きく、家の仏事執行を担ったのは女性であった。女性の信仰生活の実態を探り、女性と仏教の関係を生き生きと描く。
目次
1 貴族女性の信仰生活―貴族社会における「家」の祭祀
2 女の死後とその救済―母の生所と貴女の堕地獄
3 法然の念仏と女性―女人教化譚の成立
4 絵系図の成立と仏光寺・了明尼教団―初期真宗教団における女性の役割
5 女人と禅宗
6 尼の法華寺と僧の法華寺
7 女性と亡者忌日供養
感想・レビュー
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ネギっ子gen
70
【仏教諸宗派が民衆との関わりを深めたことを中心に、中世における女性・尼の活動を明らかにする必要がある】貴族女性の「家」における宗教的役割、在俗女性の信心の実態、尼の宗教活動などについて考えた、立場を異にする研究者7人(「貴族女性の信仰生活:小原仁」「女の死後とその救済:勝浦令子」「法然の念仏と女性:今堀太逸」「絵系図の成立と仏光寺・了明尼教団:遠藤一」「女人と禅宗:原田正俊」「尼の法華寺と僧の法華寺:大石雅章」「女性と亡者忌日供養:西口順子」)の論考集。巻末に参考文献。口絵はじめ図版多数。1997年刊。⇒2026/05/25




