出版社内容情報
100年の騒乱を経て,パレスチナの土地をめぐる中東紛争は非常に複雑化し,
理解が困難になってしまった。中東紛争はいま何が問題で,今後どう進展していくのか。
前シリア大使である著者が,自身の実際の体験を通して中東紛争の全体像を通史的にわかりやすく解説する。
「中東紛争の地に生活する機会を得て,苦悩や深い焦燥の念に恒常的にさいなまれる人びとに日夜接するうちに,
私は彼らの試練を同じ人間として共時的に受け止め,理解を深めていかねばならないとの気持ちを強く自覚した。」(「あとがき」より)
内容説明
中東紛争ってなんだ?前シリア大使である著者が実体験をおりまぜながらその全体像に迫る。
目次
序章 中東紛争とは何か
第1章 中東紛争の胎動期
第2章 中東紛争の萌芽期
第3章 戦争期・前期
第4章 戦争期・後期
第5章 和平への模索期
終章 中東紛争の現状とその将来
著者等紹介
鏡武[カガミタケシ]
1968年一橋大学法学部卒業、外務省へ入省。1971年英国ケンブリッジ大学卒業。その後、外務本省では、情報文化局、経済協力局、国際情報局等で勤務し、その後国際報道課長、官房文書課長、国際協力事業団(JICA)企画部長等を歴任。海外では、クウェート大使館、OECD日本政府代表部、南アフリカ共和国総領事館、国連日本政府代表部等で勤務し、最近は、在デトロイト総領事館および2000年1月まで駐シリア大使を歴任。現在は、警察庁の関係団体へ出向中
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