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有斐閣アルマ
東南アジアの歴史―人・物・文化の交流史

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641121928
  • NDC分類 223
  • Cコード C1322

出版社内容情報

「世界に出会う各国=地域史」の第4弾。東南アジアを歴史的に一体化された地域世界として捉え,域内外の交流関係史を通史で綴る。東西諸文明の交流の場として形成された東南アジアは,近代以降の植民地支配を経て,政治的独立,経済復興へと自立的発展を遂げてきた。日本との関係を重視して描く魅力的な入門書。
目次
第1部 東南アジア世界の形成
 1 東南アジア史の中の「インド」
 2 ビルマ・タイ世界の成立
 3 東南アジア史の中の「中国」
 4 ベトナムの拡張
 5 交易の時代
第2部 帝国主義・世界戦争そして独立
 6 「自生的東南アジア」の植民地化
 7 植民地分割の進行
 8 植民地的国際分業と東南アジア農村
 9 植民地化への対応(1)
 10 植民地化への対応(2)
 11 植民地抵抗運動と共産主義
 12 日本の東南アジアへの接近
 13 日本占領下の東南アジア
 14 東南アジア独立とその国際環境
 15 独立の夢と現実
第3部 経済の国際化と新たなるナショナリズム
 16 国民統合への努力とベトナム戦争
 17 統合と分散――域内紛争そしてアメリカの全面介入
 18 発展をめぐる異なる道
 19 ASEANの拡大と開発主義
 20 東南アジアの経済発展と政治

内容説明

旅行やビジネス、エスニック・ブームなどにより、日本人にとって身近な存在になっている東南アジア。本書は東南アジアを歴史的に一体化された地域世界としてとらえ、域内外の交流関係を通史で綴る東南アジア史入門です。とくに日本との関係を重視して描きました。

目次

第1部 東南アジア世界の形成(東南アジア史の中の「インド」―自律の序章;ビルマ・タイ世界の成立―上座仏教国家の発展;東南アジア史の中の「中国」―長い交流の始まり ほか)
第2部 帝国主義・世界戦争そして独立(「自生的東南アジア」の植民地化―通商と領土支配;植民地分割の進行―植民地支配体制の形成;植民地的国際分業と東南アジア農村―開発のネットワーク ほか)
第3部 経済の国際化と新たなるナショナリズム(国民統合への努力とベトナム戦争―冷戦の重し;統合と分散―域内紛争そしてアメリカの全面介入;発展をめぐる異なる道―可能性への助走 ほか)

著者等紹介

桐山昇[キリヤマノボル]
1943年生まれ。現在、中央大学商学部教授。専攻は国際関係論・東南アジア経済史

栗原浩英[クリハラヒロヒデ]
1957年生まれ。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授。専攻はベトナム現代史

根本敬[ネモトケイ]
1957年生まれ。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授。専攻はビルマ近現代史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本命@ふまにたす

2
東南アジアの歴史を近現代を中心に解説。各論の集まりという感じで、やや古くなってもきているが、それでもこの地域の歴史を概観するのに有益だと思われる。2022/03/12

こずえ

0
東南アジア史の入門書として最適。ただ東南アジア全体について触れているので少し範囲が広い

あんさん

0
あらためて、東南アジアの多様さを感じた。いろいろ書かれているけれど、国の発展のカギは教育なのかなあ。2014/08/20

hr

0
図書館本。アチェ戦争を詳しく掲載されていないかと借りてきたが、収穫なし。2021/12/07

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