出版社内容情報
古代ローマの博物誌家プリニウスによって著わされた本書全37巻は,ヨーロッパでは英文・仏文などに翻訳され,
永遠の歴史的基本図書としての名声をほしいままにしてきた。
しかし著名な古典でありながら大昔なるの故をもって本邦では初邦訳。
したがって高校教科書・百科事典・広辞苑などをはじめ,ほとんどの辞典で詳しい紹介がなされておりながら,
実際は研究者が必要な個所を部分的に引用しているにすぎなかった。
人類の知識の泉としてその部分的利用は,あらゆる分野に及び,本書の刊行は21世紀に向けての快挙。
【目次】
《第1巻》
第1巻(序文/2巻以降の内容目録と典拠著作家の一覧表)
第2巻(宇宙の構成/惑星の運動/諸現象 ほか)
第3~6巻(都市/種族/山河/湖沼/海島 ほか)
第7巻(人間の探究/運命/寿命/死/文字/武器/時代 ほか)
第8~11巻(動物と人間の体の構造と器官 ほか)
《第2巻》
第12~17巻(各種の香木・木材をはじめ人間生活に有用な樹木の栽培法
/ブドウ栽培とブドウ酒/香料/パピルス紙/飲酒/木製家具 ほか)
第18・19巻(各種穀物・植物・野菜の栽培法/食生活/農業 ほか)
第20~25巻(薬用植物の薬効/製薬処方/医学知識 ほか)
《第3巻》
第26・27巻(薬剤と効用/病気の増加と医科の堕落)
第28~32巻(動物から得られる薬剤とその効用/種々の病気に対する治療法
/医学の起源と発達/医者に対する不信感/占い/通信/魔術)
第33~37巻(貴金属・各種金属の採掘法と薬効/貨幣/絵画/建造物)
内容説明
2000年不変の世界的名著、日本初の完訳、いま開かれる古代の全貌!!
感想・レビュー
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梟をめぐる読書
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Yosuke Saito
ういちゅ