世界史リブレット<br> 鄭成功―南海を支配した一族

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世界史リブレット
鄭成功―南海を支配した一族

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  • サイズ A5判/ページ数 86p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634350427
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C1322

内容説明

17世紀は、世界的に海外貿易がさかんになった時代である。ヨーロッパでは大航海時代のスペイン・ポルトガルに代わりイギリス・オランダが勢力を伸ばしてきた。東アジアにおいても日本や明の商人が活躍した。なかでも鄭芝龍・鄭成功父子は最大の勢力を誇り、この地域の貿易をリードした。とくに息子の鄭成功は、最後まで明朝に忠義をつくし、オランダ東インド会社を台湾から追い出したことで有名である。彼の死後、息子鄭経も父の意志を引き継ぎ、清朝に対して矛をおさめず、さらに台湾の開発に寄与した。本書は、この鄭氏一族の歴史を概観したものである。

目次

南海を支配した一族
1 明代の状況
2 鄭芝龍の登場
3 鄭成功の生涯
4 鄭成功死後の台湾
5 鄭成功の評価

著者等紹介

奈良修一[ナラシュウイチ]
1961年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。専攻、明清外交史。現在、中央大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

22
自主的に勉強をしようと手にとりました。台南で英雄として、そこかしこに祭られている鄭成功の生涯、その一族について解説した本でした。本当に教科書のような内容で、ある意味読みやすく、わかりやすいという感じで、楽しい本というよりも、知りたいことを知るために読むといった目的にうってつけでした。鄭一族が、どのように躍進したか、鄭成功がどうして英雄とされているのかが、大変わかりやすく理解できました。明時代から清に変わるアジアの激動とともにあり、勉強になりました。2017/07/04

OKKO (o▽n)v  終活中

14
【修論提出記念読了登録祭り】半年経とうとしているが祭はまだまだ終わらない ◆明は1644年までというわけではない。鄭一族、特に鄭成功が明の幻をまとったまま台湾に移り「明鄭時代」と呼ばれる一時代を作ったからだ(って本書に書いてあるわけではなくあくまでも私独自の鄭成功まとめ) ◆論文書いてる最中は、「明の終わり方」のみを確認するために読むのが精一杯だった。。。アラマタの鄭成功読んでる時間があったら薄いこちらをちゃんと読め、と何回も思ったんだけどねww ◆もちろんこれから再読熟読するのだ。買っちゃったからね!2019/01/18

月をみるもの

6
台南にある成功大学は、この人にちなんで名付けられた。「国姓爺合戦」や安彦さんの「麗島夢譚」を読んで、本当の(?)鄭成功がどんな人だったかを知りたくなったら、最初に読んでみるべきはこの本かも。同時に(1)17世紀前半、すでに日本=中国=東南アジアをひとつの生活圏としている人々がいた(2)大陸から落ちのびた軍隊が、台湾を根城にして本土と戦うのは実は2度目 など、紙の上では知ってた史実を、いまにつながる出来事として感じることもできる。2016/09/29

電羊齋

6
鄭成功だけでなく、鄭芝龍、鄭成功、鄭経、鄭克塽4代にわたる鄭氏勢力の興亡、主要なトピックをコンパクトにまとめたブックレット。鄭成功の台湾攻撃、鄭氏の政策ブレーン的存在の陳永華について詳しい。また三藩の乱当時の鄭氏の動向もわかりやすく紹介。清朝関連の記述にやや粗が見られるのが玉にキズか。読後、個人的に印象に残ったのは、鄭氏勢力内部の統率の問題、鄭氏と反清勢力(三藩など)との連携の悪さ(互いに交戦することさえあった)。それが「反清復明」が最終的に失敗に終わった原因なのだろう。2016/09/06

ジュンジュン

5
鄭成功のみならず、鄭氏一族の興亡を描く。海商(父鄭芝龍)から国姓爺(鄭成功)台湾の主(鄭経)へ、そして22年後滅亡と、明末清初を駆け抜ける。リブレットらしくコンパクトでわかりやすい。2020/10/05

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