内容説明
『伝習録』は近世最大の思想家、王陽明の言行録であり、陽明学の本質を著した基本書である。王陽明は、明の儒学を代表する人物で、心即理(心と道理は一つのものであること)・知行合一(知識と行いは一つのものであり、それによって道理に適うこと)・致良知(良知は人が生まれながらに持っている完全なもので、これを発揮すればすべての道理に適うこと)を唱えて空論を排除し徹底的実践を説いた。本書はそのエッセンスをまとめたものである。
目次
巻上(徐曰仁所録;陸原静所録;薛尚謙所録)
巻中(顧東橋に答うる書;陸原静に答うる書;羅整庵少宰に答うる書;訓蒙の大意、教読劉伯頌等に示す;教約)
巻下(陳九川所録;黄以方所録;黄修易所録;黄省曽所録;黄以方所録)
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