Minerva人文・社会科学叢書
グロティウスの国際政治思想―主権国家秩序の形成

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  • サイズ A5判/ページ数 208,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623038039
  • NDC分類 311.235
  • Cコード C3331

出版社内容情報

【内容】
近代政治の基本的枠組みとは何か。
「近代自然法の父」「国際法の父」とされるグロティウスの主要著作を既存の研究より広く取り上げて検討し、これまで充分紹介されなかった神学にかかわる思想にも言及する。

【目次】
はじめに
凡 例
略称表
序 グロティウス研究の現状と課題
1 オランダ擁護論
2 宗教対立と主権論
3 自然法論の意義
4 正戦論における革新
5 主権論と抵抗論との関係
終 主権と戦争――対内関係と対外関係
文献目録
人名・事項索引

内容説明

本書は、「近代自然法の父」「国際法の父」と評されるグロティウスの政治思想を、近代国家の形成期を代表するものとして解釈。グロティウスの主要著作を既存の研究より広く取り上げて検討し、これまで日本で十分に紹介さえされていない神学にかかわる思想にも言及する。今後の日本におけるグロティウス研究の共通の土台となりうる書。

目次

序章 グロティウス研究の現状と課題
第1章 オランダ擁護論
第2章 宗教対立と主権論
第3章 自然法論の意義
第4章 正戦論における革新
第5章 主権論と抵抗論との関係
終章 主権と戦争―対内関係と対外関係

著者等紹介

太田義器[オオタヨシキ]
1965年北海道に生まれる。1995年早稲田大学現代政治経済研究所助手(~97年)。1997年早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程退学。1997年日本学術振興会特別研究員(~98年)。現在、摂南大学国際言語文化学部講師。博士(政治学)
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