内容説明
人との出会い、野球、仕事、恋愛、愛犬のこと―初のさわやかエッセイ。
目次
「オウ、セレクション生か。頑張れよ」
「先生になれば、好きな野球が一生やっていられるよ」
「俺、野球、好きなんだよ。俺が普通なんだよ」
「きみは、プロ野球の選手になっても、おもしろいかもしれないね」
「普通に就職したほうが、いいんじゃないかな」
「人と比べるな。クリ、1度でいいから一軍に行こう」
「23歳か、もう遅いな」
「打っても3割、当たりゃ、10割」
「ここで格言。苦あれば楽あり。苦は楽の種」
「お帰り、大輔」
「クリちゃん、おまえが選ぶ道が正しいよ」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
33
図書館本。先だってのWBC優勝監督栗山英樹さんの、現役引退後の初エッセイ。様々な人との出会いで心に残ったキーワードを基に綴ったもの。このところ読んだ本と被るところも多少あったが、それ以上に人との出会いの大切さを感じさせてくれる。★★★★☆2023/08/16
再び読書
21
決して選手として才能に恵まれていたわけでもなく、実績をのこしていない栗山氏が、監督として成功した理由が垣間見られる著書。自分の力に向き合い、努力を重ね、それでも届かぬ事実に勇気をもって向き合う!言葉では簡単なことだが現実は難しい。折れそうな本音を語り、今まで自分に影響を与えた人々に感謝の気持ちを綴る。この真摯さが、彼の野球人としての実績で監督に招聘された一番の資質だと思う。もっと成績を残した選手は、彼の生き様を少し見習って感謝を積み上げていけばと思う。2015/08/29
lonely_jean
1
長嶋一茂の印象が大きく変わった。栗山自身の印象も。監督になるとは、当時は本当に考えていなかったようだ。しかしスポーツバーの夢もきっと諦めてはいないはず。札幌で開くことになるのだろうか。それも洒落ている。ダルビッシュや大谷のグッズ、トロフィーなども飾られるのかも。夢は正夢、叶うはず。2020/04/24
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