ポプラ文庫<br> 活版印刷三日月堂―星たちの栞

個数:
電子版価格
¥748
  • 電書あり

ポプラ文庫
活版印刷三日月堂―星たちの栞

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 20時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591150412
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



ほしお さなえ[ホシオサナエ]

内容説明

古びた印刷所「三日月堂」が営むのは、昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心を解きほぐされていくが、店主の弓子も何かを抱えているようで―。

著者等紹介

ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京都生まれ。作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 8件/全8件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

942
1冊だけ古書で買った『校本宮澤賢治全集第10巻』を置いた隣で読み始めた。偶々、「銀河鉄道の夜」の「活版所」の話が登場したので、全集のその個所を開いて、この本は活版印刷なのだろうな、と考えつつ読み進んでいった。驚くべき偶然! 『校本全集』そのものが、小説に登場してきた。そして弓子さんたちが、全集が活版だろうか、と議論をしている! 読書は、ときおり驚きに満ちた経験をさせてくれる…… 4話とも美しい話でした。この本自体はオフセット印刷かもしれないけれど。2018/08/17

しんごろ

923
活版印刷屋さんを舞台にした話!活版印刷を通して、思わず涙が…という感動はないですが人とのふれあいが温かく、心地よさを与えほっこりします(^^)文字(言葉)の温かさ大切さを教わった気持ちになりました(^-^)個人的にはハルさんがもっと登場してほしかったですね。なんとなくですが、続編の予感がします(^^;)読んでるときのBGMとしては竹内まりあがいいかな(^^)読友さんから、オススメされたほっこりするステキな作品です(^-^)2016/09/13

ポップノア@背番号16

662
名取佐和子さんの「シェアハウスかざみどり」が今年の春に文庫化されました。そのあとがきに、文芸評論家の池上冬樹さんがこのように解説されています。 「名取佐和子は、(中略)三上延やほしおさなえと同じく、深く心に感じる作品を作り上げる作家として、これからも読者の熱い支持を長く受け続けることになるだろう」 当時の私は、「三上延?」「ほしおさなえ?」状態でしたが、この解説がきっかけで名取さん同様、両作家さんも大好きになりました。 コースターや栞欲しいなー。ポプラ文庫さん、何とかなりません?(笑)2018/08/14

インド

492
文字をひとつずつ刻む活版印刷と、活版印刷に救われた人々の物語。祖父が営んでいた活版印刷を引き継いだ弓子のもとには、悩みを抱えた人々がやってくる。弓子はその人々の心に寄り添いながら、彼等の悩みを「言葉」にしていく。今では廃れつつある活版印刷だけど、本書で少し興味をもった。形ある文字を刻む作業は、その人の想いを永遠に残すことなのかもしれないー。そして永遠に残された文字は、人と人とを結びつけるのだ。この物語も、人の縁が新たな人を呼び寄せている。なんとも不思議な物語だった(ノ´∀`*)。2017/11/25

三代目 びあだいまおう

476
驚きました!今の私にぴったり、いえ今の私のために神様が遣わして下さった奇跡かと!普段から言葉を大切にしたいと、一文字の想いを敬いたいと努めています。未熟すぎる発展途上人ですが。この作品は、少し昔の印刷手法『活版印刷』を軸に細やかな悩みを抱く4人の語り手が大切なモノに気付いてゆく連作短編。思い出と優しさが溢れどうしようもないほど好き!今日は愛娘の成人式。眩しかった!誰よりも美しく、見事に育ってくれました。娘が私と妻に感謝の手紙をくれました。手書きで!紡がれた一文字一文字の言葉がかけがえのない宝物です‼️🙇2020/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10897711
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。