ポプラポケット文庫<br> ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージ

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ポプラポケット文庫
ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージ

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  • サイズ B40判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591091951
  • NDC分類 K936
  • Cコード C8298

内容説明

第二次世界大戦中、アウシュビッツのガス室で十三年の生涯をおえた、ハンナ・ブレディ。半世紀後、偶然、ハンナがのこした旅行かばんと日本でであった、石岡ふみ子。ハンナはどんな少女だったのか。そして、彼女に何がおきたのか―?ふみ子のハンナ探しがはじまった。小学校上級から。

目次

二〇〇〇年冬 東京―かばんに書かれた白い文字
一九三〇年代 ノブ・メスト―美しい故郷、幸せな家族
一九九八年から二〇〇〇年 東京―かばんとの出会い
一九三八年 ノブ・メスト―仲の良い兄と妹
二〇〇〇年三月 東京―ハンナってどんな女の子?
一九三九年 ノブ・メスト―しのびよる恐怖
二〇〇〇年三月 東京―ふみ子を動かす十三歳の死
一九四〇年秋から一九四一年春 ノブ・メスト―たった一人の学校
二〇〇〇年四月 東京―ハンナがかいた絵が残っていた!
一九四一年秋 ノブ・メスト―母のいない日々、そして…〔ほか〕

著者等紹介

レビン,カレン[レビン,カレン][Levine,Karen]
カナダでラジオ番組の作成にたずさわり、数々の賞を受賞。ドキュメンタリー番組“Children of the Holocaust”では、Peabody Awardを受賞。CBCの番組“As It Happens”では総監督をつとめた。その他にもホロコーストに関する番組を多数作成

石岡史子[イシオカフミコ]
東京生まれ。英国のリーズ大学院開発学部にて南北問題や女性の人権、教育問題を学ぶ。修士課程を修了後、帰国して、1997年、子どものためのアンネ・フランク展示館を開設しようというNGO団体に事務局スタッフとして参加。1998年10月、ホロコースト教育資料センターと改名、移転後、代表に就任。2004年、ヨーク大学(カナダ)より名誉博士号授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

42
児童書。13歳でアウシュビッツのガス室へ送り込まれた、ハンナの一生をめぐる話。ホロコーストのことが、分かりやすく書かれている。ハンナのカバンを手にした、ただそのことだけで、ここまで調べあげた石岡さんがすごい。ハンナのような子どもたちを、今後二度と生み出したくないと思った。2015/04/20

ヒデミン@もも

32
アンネの日記は残念ながら手元にないが、この本は娘が小学校の時に感想文で賞をとった本。本の整理をしていて、やはりこの本は置いておこう。古いカバンが重いものを残している。戦争で犠牲になるのはいつの時代も弱者。守らればならない。2014/03/30

14
後半はティッシュと洗面のお世話になりっぱなしでした。表紙のハンナ、可愛らしい。幸せな子ども時代から読み進める一冊。収容所のつらい状況よりも、いろんな人が思いやりをもって支えてくれたという温かい場面がちりばめられている。2021/08/13

ヒラP@ehon.gohon

14
最後に、感動的な展開がありました。写真は本物だったのです。旅の果てに巡り合えたハンナのお兄さん。ハンナの家族の悲劇と、ナチスの非情なユダヤ人迫害政策に衝撃を受けていただけに、残された光を見ました。あまりにあどけない13歳の少女は、有無を言わせず命を奪われました。言いようのない怒りを、二度と繰り返してはいけないことを心に念じて、ハンナの写真に哀悼を尽くしたいと思いました。2017/04/06

MILKy

13
2006.サブタイトルとして『アウシュビッツからのメッセージ』。ホロコーストについて少し知りたかったので、先に初めて子ども向けの、アンネ・フランク物語を読み、それに続く。アンネが1929年祖母と同い年であったがこのハンナは1931年(兄がアンネのひとつ上らしい)チェコに生。結局はナチス、ヒトラーがそこから勢力を持ち、同様の運命にはあり、1944年ハンナはかのアウシュビッツのガス室で殺される、という話を、語り手の石岡女史は語る。98年にNGO団体の改名移転後、その代表も務められる。そう遠くもない昔の現実。2023/12/21

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