内容説明
都民の足として活躍した都電全41系統を回想する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
7
都電1系統から41系統までを一系統ずつ写真とともに回顧していくカラーブックス。林順信、諸河久ともに都電に関する著作や記述は多々あるが、カラーブックスではこれが唯一。前半のカラーページが一系統ずつの解説で、後半のモノクロページは都電の歴史と戦後の都電車両解説。都電に全く馴染みのない自分だが、現代の地下鉄ネットワークは便利にしろ、バスと地下鉄の中間の規模や距離の移動には、クルマの増加と地下鉄網の整備で都電は荒川線以外廃止となったが、都電が使いやすかったのではとも感じられてきた。トロリーバスには言及がない。2020/12/16