カラーブックス 日本の私鉄 〈２１〉 都営地下鉄

保育社（1982/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 151p／高さ 15cm
• 商品コード 9784586505890
• NDC分類 686.21

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[えすてい]

浅草線・三田線のホームには点字ブロックが設置されていない。一方で刊行当時「新しい」新宿線ホームには点字ブロックが設置されている。古い鉄道設備に当時はそのようなものがないのが当然だった。勿論今では全駅に設置されている。同じ時代に刊行されたカラーブックス鉄道本での地下鉄シリーズでも、点字ブロックを比較的早くから設置しているところとそうではないところがあるのが分かる。

2018/08/03

[えすてい]

浅草線5000形の旧塗装のカラー写真を見てると、大阪市営地下鉄の旧塗装とそっくりで、行き先表示の方向幕を見なければうっかり大阪市営地下鉄と間違えやすいと実感した。下朱上クリームのツートンカラーは国鉄の一般型気動車や関東鉄道はじめローカル私鉄にも多用されてたから、当時としては一般的なツートンカラーのパターンだったのだろう。かつては京成も同じツートンカラーで、都営と京成がほぼ共通カラーを纏ってたんだよね・・。

2018/08/01

[えすてい]

昔読んだことのある地下鉄本では、営団地下鉄は「ネタ」として知ってた車両もなくはなかったが、都営地下鉄は全く何も知らなかった。ネタとして話題に上がらなかったし、車両なんか営団の陰に隠れてたのは否めない。地下鉄3路線どの車両も当時は「?」でしかなかった。この本で当時の車両をようやく知ることができたくらい、すごい本。

2018/08/02

[えすてい]

都営浅草線・三田線・新宿線の地下鉄3路線に、都電荒川線・上野動物園モノレールも加え、都営の軌道系交通機関を一冊にまとめる。ネットにも流れない貴重な写真がいっぱい。

2018/07/30

[えすてい]

この本の当時の最新型新宿線10－000形も、冷房車に見えて実は非冷房車。ただし冷房取り付け準備行使は施されているとのこと。夏場は窓を開けている写真がある。今から思うと随分と「地獄」である。

2018/07/31