内容説明
「チタネス号」遭難事件、そして波瀾の観艦式。西暦二二〇七年春、戦火の足音は着実にその響きを高鳴らせていた。人命と艦とが失われた二つの事件の原因を巡り、日米は双方ともに意図的なる錯誤の道を模索し続け、惑星間の緊張は最高潮に達する。政治家たちは最善と信じた道を歩み、軍人たちは新たなる戦に備え、策士たちは己が胸中に秘めたものを現実のものにせんと暗躍をし始める。国交断絶、強制退去勧告、そして最後通牒…。迫りくる開戦の瞬間。現役復帰する元連合艦隊司令長官。もはやそれを止めることは誰にもできない。武尊栄治の大いなる悲しみは、今、宇宙の海にのみ込まれてゆく。驚天動地の大河架空戦記、待望の続巻。満を持しての登場。
著者等紹介
吉田親司[ヨシダチカシ]
1969年福岡県生まれ。岡山商科大学卒。学生時代より小説の持つパワーに魅了され、8年間勤務した情報処理会社をリストラされたのをきっかけに執筆活動に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- パチスロ必勝ガイド 攻略年鑑2023 …
-
- 電子書籍
- 波瀾万丈の女たち Vol.76 その親…
-
- 電子書籍
- 私はカジノガール ゴマブックス×ナンバ…
-
- 電子書籍
- セフレの審判(分冊版) 【第2話】