出版社内容情報
大阪・梅田、住所で言えば「曽根崎新地」。生まれた実家は大衆食堂だった・・・。上京して一人暮らしを始め、結婚して今日まで「外食」は人生の楽しみであり彩り。そんな「食堂生まれ、外食育ち」の著者が、外食にまつわるアレコレを綴り、その魅力を存分に語る。
いわゆるグルメエッセイとは違って「味には基本的に言及しない」というのがミソ。お店の雰囲気や接客、店主のキャラクター、客の会話や振る舞い、ちょっとした事件など、外食ならではの出来事や人間模様、さらには実家の食堂の思い出など、ささやかだけれど心ときめく、ノスタルジックなのに新しい。外食ドラマをご賞味あれ。
内容説明
一口に「外食」と言っても、いろんなシチュエーションがある。子供の頃に親に連れていかれたデパートの大食堂。夜遅く仕事帰りに一人で入る牛丼屋。ここぞというデートや記念日に予約して行ったレストラン。気の置けない仲間と行く居酒屋。たまの贅沢のカウンターの寿司屋。出先でたまたま入った定食屋。近所のなじみの中華屋や焼き鳥屋…。誰もが心当たりあるような懐かしくも愛しき「外食の時空間」への旅が始まる!外食歴50年超の著者が綴る異色の外食エッセイ!
目次
第1章 ノスタルジア食堂(外国人と鴨南蛮と中華そば;ランチタイム地獄変;「天丼」と「うどん天」と「シマ」 ほか)
第2章 私が通りすぎた店(あの素晴らしい寿司屋をもう一度;気まぐれすぎる女将;選択肢のない店 ほか)
第3章 外食の流儀(大盛りはうれしくない;取り皿問題;デザート嫌い ほか)
著者等紹介
新保信長[シンボノブナガ]
1964年大阪生まれ。実家は堂島の食堂。東京大学文学部心理学科卒。編集者&ライター。編プロ、出版社勤務を経て1991年よりフリー。単行本やムックの編集・執筆を手がける。「南信長」名義でマンガ解説も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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