ベスト新書<br> 自由のこれから

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自由のこれから

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584125540
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

もう私たちは「本当に欲しいもの」を手に入れることができないかもしれない。すでに人間の自由を管理するためのテクノロジーと社会システムが構築されつつあるからだ。芥川賞作家が挑む、いつの間にか失われた人間の自由と、自由意志の可能性。

内容説明

人工知能、自動運転、ドローン、ビッグデータとレコメンド機能…技術の進化によって、私たちの生活からは「自分で選択する機会」が失われつつある。人間の自由意志はどこへ向かうのか?予測不可能な未来と、その過渡期を乗りこえるための、新しい自由論。田川欣哉氏(Takram代表)、大屋雄裕氏(慶應義塾大学法学部教授)、上田泰己氏(東京大学大学院医学系研究科教授)―。現代の「自由」をめぐる三人の専門家との対談を収録。『マチネの終わりに』著者が挑む、人間×自由の可能性とは。

目次

第1章 数年以内に失われる自由?(オートメーション化する社会;「しなくていい自由」 ほか)
第2章 イノベーションが覆す人間の生き方×田川欣哉(Takram代表)(自動化の果て、人間は何をするか;システムに規定される多様性 ほか)
第3章 不安に引きずられ、自由を諦める社会×大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授)(アーキテクチャを信頼できるか;自動運転のリスク ほか)
第4章 遺伝と環境のあいだで揺れる人類×上田泰己(東京大学大学院医学系研究科教授)(体内時計という環境予測システム;硬いシステムと柔軟なシステム ほか)
第5章 分人の自由(縮減されるべき情報の過剰さ;「印象操作」の正当性 ほか)

著者等紹介

平野啓一郎[ヒラノケイイチロウ]
1975年、愛知県生まれ。小説家。京都大学法学部卒。大学在学中の1999年、「新潮」に投稿した『日蝕』により芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書に小説『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『ドーン』(ドゥマゴ文学賞)、『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞)、エッセイ・対談集に『私とは何か「個人」から「分人」へ』等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる

134
正直 私には難しかった。田川欣哉氏 大屋雄裕氏 上田泰己氏との対談が載せられているのだが 面白いけど全部を理解することは出来なかった。平野氏が提唱する「分人」の話はよくわかるのだが もうちょっと噛み砕いて書いてもらわないと 凡人以下の私にはわからない。再読したら もう少しわかるようになるのかもしれないが。。。2017/07/08

KAKAPO

48
『私とは何か』を読んだ時にも感じたことですが、改めて平野さんは凄い人だと思いました。『私とは何か』では、私が中々腑に落とすことができないでいた構造主義についての疑問に「分人」という言葉でヒントを与えてくれました。この『自由のこれから』では、人類が一度は獲得したかのように見えた自由が、新自由主義の元、レコメンドという"仮想的な自由”によって束縛を強めているのではないか?という新たな問いを生む機会を作ってくれました。また、慶大法学部教授である大屋雄裕さんとの対談では、教授の見解「満足」を引き出しています。2017/07/08

イノ

36
自由である事が輝かしい未来ではなくなりつつある現在の道しるべとなる様な一冊に出会いました。。平野さんのように、難しい事を分かりやすく染み込んで来るように語る人を私は知りません。2018/07/01

きいち

33
自由とはブレイクスルーの揺り籠。デザインやマーケティング(田川欣也)、法哲学(大屋雅裕)、生命科学(上田泰己)、どの世界でも、圧倒的で不確実で複雑な状態なのに、それでも常に自ら選択することを余儀なくされるなかで、自由なつもりでいるだけになっている、そんな状態からどう逃れるのか?…流されてもいいところと流されたくないところ、まだら模様でありつづけて、まるまま自由じゃなくなってしまわないようゆるりと担保しておくこと…分人論の平野ならではの戦略は、なんだかとてもしっくりくる。知ること学ぶことの価値。2019/10/12

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

28
前著「私とは何か」と合わせて、もう一度通して読もう。 しっかし、ほんと頭いいな〜この人。2017/07/15

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