ベスト新書<br> いま誇るべき日本人の精神

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いま誇るべき日本人の精神

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584125083
  • NDC分類 304
  • Cコード C0230

出版社内容情報

中国の台頭によるアジアの危機やイスラム国の問題など、混迷する世界情勢。日本の未来はどうなる? 日本が世界の中でプレゼンスを発揮するには? 鍵となるのは「日本人らしさ」。保守派の重鎮が解説する。

内容説明

真っ当な国民精神を取り戻さなければ日本は危機に立ち向かうことができない。米国人も英国人も賞賛した日本人らしさとは何か!?

目次

第1章 日本を取り巻く荒波の世界
第2章 中国といかに対峙すべきか
第3章 傲慢な中国は世界から孤立する
第4章 日本人の精神を取り戻す
第5章 日本国憲法の欺瞞
第6章 国連という危険ドラッグ幻想
第7章 日本人は「心」と「和」の民
第8章 人種差別のない理想世界へ

著者等紹介

加瀬英明[カセヒデアキ]
1936年東京生まれ。外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めた。日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷれば

35
本文に「安土桃山時代から、明治まで日本を訪れた西洋人は筆を揃えて、日本人を賞賛してやまなかった。幕末から明治にかけて、近代日本を創りあげた日本人は、どこへ行ってしまったのだろうか。」と著者は問いかける。飽食の時代の中で、日本が国であるという意識が薄らぎ、個だけが我が物顔に独り歩きをしている感がする。日本人の和の心を今一度という思いにあふれた書。 2016/07/19

大泉宗一郎

6
著者の講演に行ったとき「キリスト教は日本にとって迷惑な宗教だから、イエズス会を禁じて上智大学を廃校にすべき」と言った著者に拍手する受講者に交じって、ひとり戦慄した。現役総理が属する日本会議の代表がこの程度の人物なのかと。「中国人は傲慢で自己中心だ。他のアジア人を見下している」と言いながら「日本は世界のなかで、もっとも洗練された心の文化を持っている」「日本人だけが、心を分かち合っている」と断言する傲慢さと無自覚さは、著者が批判し敵視する対象と同一の次元にある。誇るべき精神を日本から奪っているのは著者も同じ。2020/12/26

Humbaba

0
先人たちのおかげで現在がある。しかし、与えらたものの価値というのは努力せずに受け取った者にはなかなか理解できない。失って初めてそれがどれ程価値があったのかがわかるが、そうやって気付いた時には手遅れである事が多い。だからこそ普段からその価値と取得にかかった大変さを認識することが大切である。2016/07/17

とむ

0
やや思想が偏りすぎだろうか。同調できる部分はあるのだが。2016/06/19

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