ベスト新書
先祖供養のしきたり

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584121702
  • NDC分類 385.7
  • Cコード C0230

内容説明

人は「死者との対話」のなかに生きている。死者によって生かされているのが、わたしたちの人生だ。生者と死者はともにそれぞれの世界で生かしあう関係なのだ。死・葬・墓・霊の民俗学。

目次

序章 死をみつめて
第1章 死者の旅立ち
第2章 変貌する死者との別れ―葬儀の民俗
第3章 先祖との交流の場―墓つくり・墓参り
第4章 先祖を思い出すために―供養と儀礼
第5章 霊魂のゆくえ―先祖と祖霊
終章 人は誰しも成仏したい

著者等紹介

新谷尚紀[シンタニタカノリ]
民俗学者。1948年広島県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業、同大学院博士課程修了。社会学博士(慶應義塾大学)。現在、国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学文化科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきこ

18
日本の葬送儀礼や霊魂観についてまとめられた一冊です。用語の解説といった基礎的な部分が多く、改めて勉強になりました。また、巻末には多くの参考文献や関連書籍が掲載されているので、もっと深く勉強したくなりました。「あとがきにかえて」に書かれている、戦後の日本人の霊魂観の変化が一番印象に残りました。2018/11/21

Humbaba

5
先祖の供養の方法はずっと伝わっている慣習がある。自分にとってはそれほど意味を感じられないことであっても、それを大切にしている人は必ず存在する。自分のkとだけを考えるのではなくてそのような人のことまで考慮できるようになるためにも、知識を持っておくことは必要である。2016/11/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/310184
  • ご注意事項