平凡社新書
日本の戦争遺跡―保存版ガイド

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  • サイズ 新書判/ページ数 365p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582852400
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0221

内容説明

日清・日露戦争を経て一大軍事国家へと変貌した日本の随所に、陸海軍の師団司令部から軍港、航空基地、要塞、工廠、研究所、そして民間の軍需工場に至るまで、数多くの軍事施設が築かれた。一九四五年のアジア太平洋戦争末期には地下の司令部や疎開工場、特攻基地、本土決戦用陣地なども作られ、全土を覆った空襲の跡や沖縄地上戦の跡などは、今なお悲惨な傷跡をとどめている。失われゆく戦争の記憶を伝え、平和を希求する願いから、日本各地の代表的な戦争遺跡約一三〇件を紹介する。

目次

第1章 日本近代史と戦争遺跡
第2章 戦争遺跡を活かすために
第3章 北海道・東北地方の戦争遺跡ガイド
第4章 関東地方の戦争遺跡ガイド
第5章 中部地方の戦争遺跡ガイド
第6章 近幾地方の戦争遺跡ガイド
第7章 中国・四国地方の戦争遺跡ガイド
第8章 九州・沖縄地方の戦争遺跡ガイド
第9章 戦争遺跡を歩くためのツール

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

1
2004年初版。全国版のガイドなので、全体的に説明は少ない・・・。地域別の方がいいかもです。また、最初の方の文章もどうかなという感じ。ガイドに徹底した方がよかったですね。2010/09/01

U-G.Kintoki

1
ガイドとしては地図も小さく、掲載数を多くすることに必死で内容的に非常に薄いものになっており、正直何をしたかったのかわからない本。無理に戦跡以外を入れる必要はなかった。写真も少なく小さいので、資料的価値も低い。また、一部の稚拙な文章と内容が本の価値を著しく貶めている。ハッキリいってこの本にはなんら価値がない。2010/08/10

teitowoaruku

0
今度大久野島に家族旅行に行くので、その事前学習として参考になった。玄関口である忠海港に芸予要塞司令部があったのかー。全体的に軍は民間人を守らない、軍はいらないという論調で、エピローグも日本の中から軍事基地を撤去で〆られている。言いたいことは理解できるが、今のウクライナの状況を見る限り、戦力がない=他国から侵略されないの式が成立するとは思えないのが難しいところ。2023/09/16

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