内容説明
科学の対象としての自然のなかには神の住む場所はない。人間すらもそこから追い出されてしまった。物質の世界で圧倒的な威力を発揮した近代科学がもたらしたものは、暗黒と混沌の世界だった。コペルニクス、ガリレオ、ニュートンと、その同時代の人々の宇宙論を辿る。彼らがあらかさまにあるいは無意識のうちに抱いていた形而上学の本質がいまヴェールを剥がれ、闇のなかから浮かびあがる。
目次
第1章 序論
第2章 コペルニクスとケプラー
第3章 ガリレオ
第4章 デカルト
第5章 17世紀のイギリス哲学
第6章 ギルバートとボイル
第7章 ニュートンの形而上学(ニュートンの方法;実証主義の教説;世界、および人間と世界の関係について;空間、時間、質量;ニュートンのエーテルの概念;神―世界の秩序を創造し維持するもの)
第8章 結論
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