内容説明
動物・植物・微生物の学名の語源と意味を解説するもの。学名の規則と文法を解説する第1章と分類別に具体例を解説する第2~4章で構成する。第4章の後に参考文献一覧がある。属名・種(小)名・高次分類群学名・和名・人名・事項の6種の索引を付す。
目次
第1章 学名の基礎的知識
第2章 動物の学名―サルとヒト
第3章 植物の学名
第4章 微生物の学名
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぱちゃん@水の中で泣いている人の涙に、気づけるような人になりたいんだ
10
生物には学名という属名と種小名からなる世界共通の名前がある。例えばヒトというのは和名で、学名はHomo sapiens(賢い人間という意味)というように、二名法で種がわかるように名付けられている。学名は主にラテン語表記で記され、生物の研究者でも意味が分かり辛い。そこで、本書の登場である。主に植物の学名について詳しく分かりやすく記され、どこから読んでも面白い。文法やそれぞれの種類の学名の意味を解説。語源のわからない学名やアナグラムの学名等興味深いものも掲載。2020/05/23
あがが
2
図書館で紹介されていた。ミスプリントとか勘違いで、学名が定着してしまった(?)生物もいるらしい。かわいそうだけど、ちょっと面白かった2013/11/09