感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
19
諸星大二郎の82年~の不気味SF短編集。 8/10点。 諸星短編集では、「カオカオ様」と、本作の「ぼくとフリオ」「影の街」が特に優れていると思う。 諸星のこの頃の作品の「不気味さ」は、どのホラー漫画家にも決して真似できない、唯一無二の傑作群だと思う。本当に誰も再現できない不気味さの異彩を放っている。2022/11/10
アズル
19
血中諸星大二郎濃度を下げないように、家にある本書を再読。表題作のノスタルジックで不気味なところも良いですね。2016/08/11
あさひ
10
どれも面白い!傑作短編集!2016/07/24
コリエル
8
表題作である「ぼくとフリオと校庭で」は、SFとノスタルジックな物語がミックスされた作品で、物悲しくも不思議なエピソード。ある時期だけ転校してきて、また転校して去っていってしまう友達。そんな彼らには、確定しない様々な可能性が揺蕩っていたのかもしれない。他には、老人と若者のメタファーのようなお話「流砂」なども印象に残った。ハッキリとオチをつけず、どことなく不安な場所に放り出されたような気分で終わる作品が多い短編集。2019/04/07
永田 誠治
5
読メ登録のため押し入れから出してきて再読。集英社文庫版とはまた違った雰囲気の傑作短編集。1982年から1990年の主に漫画アクションで発表されたものだが、全体に流れる人の寂しさや悲哀がテーマの感慨深い作品ばかり。また社会を皮肉った未来譚も先生の特徴の一つか。どれも1つ1つ味わい深いが一番を選ぶなら『鎮守の森』。2022/02/17
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