出版社内容情報
「幽霊屋敷」に越してきた少女・チィメイは、襲い掛かる不可解な事件に立ち向かう。『火狩りの王』の著者が描くダークファンタジー。
【目次】
内容説明
ある事情から、戦後の復興から取り残されたある町の、“幽霊屋敷”と噂される家に引っ越すことになった、少女チィメイとその一家。トラウマから人とうまく馴染めないチィメイだったが、新しい学校ではアイリンという友達ができる。だが、町の人々は一家を不吉な存在として避け、家にも言いようのない不気味さが漂っていた。母であるメイは悪夢にうなされ、チィメイも奇妙な出来事に巻き込まれていく。ある日、チィメイは、アイリンと同級生のピンとともに、町と“幽霊屋敷”に隠された謎を暴こうとするが…。ほのかに希望が灯る、「再生」のダークファンタジー。
著者等紹介
日向理恵子[ヒナタリエコ]
1984年、兵庫県生まれ。児童文学作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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itica
59
少女チィメイのために両親は見知らぬ町に引っ越してきた。しかしその家は呪われた家だった。オカルトっぽい。戦争の犠牲になった人たちの恨みが町全体を覆っている?その災いの正体が何なのか分かるようで分からないもどかしさがある。物語の芯が掴めなくて全体的に薄ぼんやりとした印象だったのが残念。カバーと雰囲気が好き。 2025/11/12
yuui
10
えっ、何この話 くそつまらんだんやけど! その後どーなったんてずっとイライラした! 最後まで何一つわからんまま終わったやん。 俺の時間を返せ🙄 はずれ本📚2025/11/23
mntmt
4
とても暗い話。友情だけが救い。2025/11/15
六花
3
ダークファンタジーとの触れ込みだが、普通にホラーだと思うし、結末も何だかスッキリしなかった。 不気味なこともそうでない日常の切り取りも、どこかに不気味さを感じさせる言葉選びが好みで、どうなるのかとワクワクしながら読み進める。しかし、残りページ数が少なくなるにつれて、ワクワクは不安に変わっていった。この物語をどう決着させるのかと。 文章が好みなだけに、物語の内容自体が好きになれないのはなかなか勿体ないと感じる1冊だった。2025/11/04
秋芳
2
ふわっとした不気味な話としか思えなかった。意図的にディティールを甘くして童話っぽくしているのだろうか。残念ながらフラストレーションを感じる読書になってしまった。2025/11/17




