出版社内容情報
どうしても料理をしたくない新婚のアラサー、過度なダイエットに励む姉を見守る受験生、東京に家出し、一人時間を満喫する主婦……。偏食なオーナーが開いた「カフェ・オヴィ」には食と人生に悩む人が訪れ、自分の心と向き合う。女性の内面を繊細に捉えた、温かな連作短編集!
<目次>
阪本弥子/枦元海/濱浦盟子/桐野由季子
【目次】
内容説明
どうしても料理をしたくない新婚のアラサー、過度なダイエットに励む姉を見守る受験生、家族ではなく“自分のため”のご飯を作りたくて家出した主婦…。偏食なオーナーが開いた「カフェ・オヴィ」には食と人生に悩む人が訪れ、自分の心と向き合う。女性の内面を繊細に捉えた、温かな連作短編集!
著者等紹介
宮田愛萌[ミヤタマナモ]
1998年、東京都生まれ。2021年、國學院大學文学部卒業。17年から22年までアイドルグループのメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
21
献立を考えて料理を作ることが苦痛な主婦、ダイエットに励む姉とクラス女子高生、家族が望む献立ではなく、自分が食べたいものを作りたい主婦。それぞれの食の悩みを持つ人たちが訪れたのは、極度の偏食があるため自分で店を開いた女性の店カフェ・オヴィだった。2025/11/01
ぼうず66
0
メニューに原材料が全て書いてある風変わりなカフェ「オヴィ」を巡る4人の女性たちの人間模様を描く連作短編集。 作者のことはもちろんよく知っているし、文才があることは重々承知の上だったが今まで著作は読んでいなかったのだが… いやはや、すごい! 上手いとこはたくさんあるけど、一番印象的なのは 『人の波が途切れて、夜と私だけになった道で、こっそり呟いてみる』 のとこかな〜 タイトルもぐっとくるし、最近こーゆー「やさしい」物語は意外に貴重なんじゃないかな? 余韻が残るラストも素晴らしい!2025/11/08
26yuru
0
あったかい2025/10/12




