出版社内容情報
司馬遼太郎が作り上げた「いくさ下手」「愚将」という乃木像は大間違いだった! 日露戦争などを詳細に分析し、真実を明らかにした名著。
桑原嶽[クワハラタケシ]
陸軍士官学校52期、元自衛隊陸将補
内容説明
陸軍士官学校、中野学校で学んだ著者が、実戦経験と精緻な戦史分析に基づいて西南戦争から二〇三高地、奉天会戦まで、真実を究明した伝説の名著、遂に復刊!
目次
第1章 若き乃木希典―生誕から西南戦争まで
第2章 欧州留学と日清戦争
第3章 台湾総督、そして那須野ヶ原での閑居
第4章 旅順要塞を攻略せよ
第5章 黒溝台会戦と奉天会戦
第6章 日露戦争の終結とその後の乃木希典
第7章 伊地知幸介論
第8章 乃木庸将説を糾明する
著者等紹介
桑原嶽[クワハラタケシ]
大正8年、大分県に生れる。昭和14年、陸軍士官学校(52期)卒。出征、砲兵小・中隊長として中支・北支に転戦。昭和18年、中野学校学生。昭和19年、南方軍遊撃隊司令部付(ビルマ・光機関)。昭和20年、インド国民軍第二師団連絡将校(イラワジ会戦)、第二十八軍渡河作業隊長(シッタン作戦)。昭和21年、復員、陸軍少佐。昭和26年、警察予備隊(陸上自衛隊)入隊。昭和28年、米国留学。学校教官、司令部幕僚、各級部隊長等を歴任し、昭和47年に退官、陸将補。昭和57年から平成4年まで中央乃木会事務局長、また昭和57年から中央乃木会理事を務める。平成16年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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