柳田国男の故郷七十年

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柳田国男の故郷七十年

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569821061
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

柳田国男が少年時代~晩年期の多彩なエピソードを通して語る、神秘的で、どこかなつかしい“日本の姿”。小林秀雄絶賛の名著を復刊。

【著者紹介】
民俗学者、作家

内容説明

小林秀雄も絶賛の隠れた名著・柳田国男の口承自伝を読みやすく最編集して復刊。

目次

故郷を離れたころ
私の生家
布川時代
辻川の話
文学の思い出・交遊録
私の学問

著者等紹介

石井正己[イシイマサミ]
1958年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業、同大学院修士課程修了。同大学講師、助教授を経て現職。専門は日本文学、口承文芸学。一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

15
NHK朗読で聴いていて面白かったので読んでみた。神戸新聞に連載された聞き書きが元になっているので、けっこう記憶違いや正確じゃないところもある。また柳田国男の保守的な面も出ていて沖縄に対する日本と同じとする(琉球を国としない)記述とかあるのだが、全体的に明治の文豪との交友録や民俗学の興味についての問いとか学ぶべきことは多い。柳田民俗学(文学)の入門書として読みやすく興味を持てる本だった。以下https://note.com/aoyadokari/n/n7354a6f965bb2021/10/11

暗頭明

3
始から読み進め、本編が終わって編者のあとがき(?)に至る。「読みやすく再編集して復刊」ということは承知していたが「本書は、新しい時代を創る若い読者に向けた柳田国男の入門書として編集することを考え、半分程度に抄録した」とある。半分程度 !? 驚きであり、実際のところそんなことでは困る。『故郷七十年拾遺』もあるようだから、全集を見つけて読み直すしかあるまい。ちなみにちくま文庫版全集には収録されていない(全く解せないし、不便なこと甚だしい)。2014/11/14

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