サカタ荘221号室

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569619910
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

何が出るかお楽しみ! 坂田靖子のお蔵出し。

コメディ、シリアスなんでもあり! 漫画家・坂田靖子の単行本未発表作品を含む初エッセイ集。サカタワールドへふみこんでみませんか?

なんで給食に「ぜんざい」なんて出たんだろう……、これがあって私はいまでもぜんざいがニガテなのだ! 真のクリスマスマニアとは、真夏にクリスマスソングを聴くことのできる人だ! イギリスの人は朝食からよく食べる! オペラはまず先制パンチで決まる!……などなど、シェイクスピア劇に簡単なお料理レシピ、夏目漱石にRPG、ヒッチコック映画、その他もろもろ、漫画家・坂田靖子センセイの頭の中をかけめぐるエッセイを一挙に放出! 「ふだんのははし」、「たべもののはなし」、「ゲージュツのはなし」に坂田ワールドを凝縮しました。

▼ファンタジーからシリアス、コメディ、SFなど様々なジャンルで活躍する坂田靖子の初エッセイ集に、単行本未収録ミニマンガを集めた、まさに「お得で何が出るかわからない」福袋な一冊! いつもとはちがった満画家の一面が楽しめる好著。

▼あなたも坂田靖子の世界にハマってみませんか?

内容説明

いろいろな雑誌に掲載した文章と単行本に未収録のミニマンガなどがつまった福袋にたいなエッセイ&コミックの本。

目次

1 ふだんのはなし(花の都・KANAZAWA;着物は着たいが、着付けは不信;恋愛ざたにおせっかい ほか)
2 たべもののはなし(ミステリアスな給食;ラプソディ・イン・お雑煮;フード・ショック!! ほか)
3 ゲージュツのはなし(子供のころの二冊の童話、浜田広介と小川未明;パバロッティヘブン…!;マリオ・デル・モナコを聴こう…! ほか)

著者等紹介

坂田靖子[サカタヤスコ]
漫画家。1975年、『再婚狂奏曲』(「花とゆめ」掲載)でデビュー。以後、イギリス貴族の生活を綴った『バジル氏の優雅な生活』(白泉社)からミステリー『珍犬デュカスのミステリー』(双葉社)、アジアを舞台にした『アジア変幻記』(潮出版社)などファンタジーからSFまであらゆるジャンルをこなす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

15
初めての作家さん、金沢在住とのことで親近感でした。割ととーとつな話がいきなり出てきて、不意打ちな部分もあるけどそうゆう自由気ままな感じが好きです。絵の雰囲気も好き。エッセイは苦手ですが読みやすかった。方言死語?の「キンカンナマナマ」ならぬ友人の新語の「ナツミカンザクザク」は私も使ってみたい。食べものの話ではレシピ付き♪カワハギのブイヤベースが美味しそうでした。コミックは西遊記に興奮して、三葉虫の夏にちょっと切なくなって、竜角山ものがたりにほっこりしました。2017/03/11

みい

7
図書館で随筆コーナーをぶらぶらしていて見つけました。懐かしい。LaLaでバジル氏のシリーズなど楽しみにしていました。英国の香りがする、昔の映画の雰囲気がする、そんな漫画が好きでした。昔読んだかもという漫画もあり、友だちと過ごす時間がたっぷりあった学生時代を思い出してほろり。もういない友だちもちらほらいるので。2015/12/01

ヒロ

4
強制巣ごもり、雨といささか憂鬱なので積読していた坂田さん。映画のエッセイは読んでいるとみたくなる。あと江守徹さんの舞台、一度、みてみたいぞ。2020/05/03

akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会

3
ふと、一般書棚で見つけたおなじみのかお。どうも作者にとって「文字」メインのエッセイはこれが「お初」だったようで、実はあとがきが一番おもしろかった(^◇^;)。本編の方は妙~なこだわりがツボに入り、、やっぱりサカタさんって好きだわー、と思った一冊。2012/05/22

madhatter

3
再読。漫画も収録してあるが、エッセイメインなので登録。さて、文中にある如く、他ジャンルと接触することの重要性(漫画に限らない普遍的な真理だと思うが)が、坂田ファンにはよくわかる一冊であろう。こういう趣味の広さが、数々の名作を生み出したのだなと思った。インプットしなければ、プリントアウトもできない。特にハムレット論については、このハムレット理解が「鴨池」などのパロディ漫画としてプリントアウトされたのだろうと思うと、興味深い。2011/06/12

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