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検証・真珠湾の謎と真実―ルーズベルトは知っていたか

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569615868
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0030

出版社内容情報

戦史専門家四人が「真珠湾」の真実に迫る。

ルーズベルトは日本の「真珠湾攻撃」を本当に知っていたのか。日米の情報戦や戦略について四人の戦史専門家が真珠湾の真実に迫る書。

ルーズベルトは本当に日本の「真珠湾攻撃」を知っていたのか――6月、真珠湾謀略説を論じたロバート・スティネットの『真珠湾の真実』が翻訳出版され、7月にはディズニーの大作映画「パール・ハーバー」が封切りになった。1941年12月8日、日本海軍がしかけた真珠湾攻撃で、米太平洋艦隊主力が壊滅した日から満60年、各種の記念イベントが日米両国で進行中だ。2001年はどうやら「パールハーバーの年」となり、太平洋戦争における情報戦や戦略が再び議論の的となるだろう。本書は戦史専門家四人が論点を整理し「真珠湾」の真実に迫っている。

▼第1章 真珠湾陰謀説の系譜――ルーズベルトの対日政策と修正主義・須藤眞志/第2章 真珠湾を「予知」した男たち・今野勉/第3章 通信情報戦から見た真珠湾攻撃・左近允尚敏/第4章 スティネット『欺瞞の日』の欺瞞・秦郁彦

▼米公文書・日本側史料当事者たちの証言を精査し陰謀説への明確な結論を示す。

●第1章 真珠湾陰謀説の系譜――ルーズベルトの対日政策と修正主義 
●第2章 真珠湾を「予知」した男たち 
●第3章 通信情報戦から見た真珠湾攻撃 
●第4章 スティネット『欺瞞の日』の欺瞞

内容説明

ルーズベルト陰謀説はなぜ後を絶たないのか!米公文書・日本側史料・当事者たちの証言を精査し、真珠湾奇襲の実相に迫る。

目次

第1章 真珠湾陰謀説の系譜―ルーズベルトの対日政策と修正主義(ルーズベルト陰謀説の背景;太平洋戦争直前の世界情勢 ほか)
第2章 真珠湾を「予知」した男たち(予知説の真偽;二重スパイのポポフ ほか)
第3章 通信情報戦から見た真珠湾攻撃(日本の暗号はどこまで読まれていたか;機動部隊と通信情報 ほか)
第4章 スティネット『欺瞞の日』の欺瞞(アメリカのベストセラー日本に上陸;スティネットという人物 ほか)

著者等紹介

秦郁彦[ハタイクヒコ]
1932年(昭和7年)山口県出身。1956年東京大学法学部卒業。ハーバード、コロンビア大学留学を経て、防衛研修所教官、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学各教授を経て、現在は日本大学法学部教授。法博。1993年菊池寛賞受賞
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