内容説明
オランダのデルフトウェア・タイル、ポルトガルのアスレホ、イタリアのマヨルカ・パネル、スカンジナビアのストーブ囲いタイル、英米の美術工芸運動時代のタイル、フランスやオランダのアール・ヌーボーの産物などを詳しく紹介。ウィリアム・モリス、ウォルター・クレイン、バネッサ・ベル、ルイス・コンフォート・ティファニーなどの芸術家やデザイナーとタイルのかかわり、ミントン社、ピルキントン社、ロウ&モウ社などの各社が19世紀の技術革新を通じてタイル・デザインを洗練させてきた過程などを詳しく展開。
目次
タイルの製法
イスラムのタイル
ビザンティンと中世のタイル
ヨーロッパの初期スズ釉タイル
オランダのタイル
英国のデルフトウェア
ヨーロッパ大陸および米国の後期スズ釉タイル
ヴィクトリア朝のタイル
20世紀のタイル
タイル・コレクション