製販統合型企業の誕生―台湾・統一企業グループの経営史

製販統合型企業の誕生―台湾・統一企業グループの経営史

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561661535
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C3063

内容説明

台湾統一企業グループは、製造、卸売、小売の3段階を機能的・人的・資本的に垂直統合している企業である。このような、「完全なる製販統合型企業」は先進国を見渡しても稀なケースと言える。本書は、製販統合型企業である台湾の統一企業グループの生成と発展の歴史的プロセスを分析することを目的とした研究書である。

目次

序章 本書の課題と分析の枠組み
1章 統一企業のチャネル政策を取り巻く台湾流通構造の特質―日本との比較を通じて
2章 台湾の流通業と食品メーカーの概況
3章 統一企業のマーケティング・チャネル展開
4章 統一企業の製品多角化とマス・マーケティング―1980年代までを中心に
5章 セブン‐イレブン統一超商のマーケティング展開
6章 セブン‐イレブン統一超商の流通イノベーション―セブン‐イレブン・ジャパンとの比較を通じて
終章 製販統合型企業の生成・発展要因

著者等紹介

鍾淑玲[ショウシュクレイ]
1969年台湾・台中市に生まれる。1992年台湾・東海大学経済学部卒業。1996年交流協会奨学生として来日。1999年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。2003年立命館大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(経営学)。2003年4月から2004年3月まで立命館大学経営学部非常勤講師。2004年4月より国際教養大学国際教養学部グローバル・ビジネス課程専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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