出版社内容情報
90分では終わらない!壮大かつディープな物語。
ベオグラード、リオ、バルセロナ、テヘランなど、過熱する各国のサッカー最前線を現地取材、グローバル化が進む《世界》の今が見えてくる、渾身のルポルタージュ。
宇都宮徹壱氏推薦!
目次
第1章 ギャングスターたちのパラダイス―ベオグラード
第2章 セクト主義の好色性―グラスゴー
第3章 ユダヤ人問題―ウィーン
第4章 フーリガンたちの郷愁―ロンドン
第5章 幹部たちの存亡―リオ・デ・ジャネイロ
第6章 黒いカルパティア山脈―リボフ
第7章 新しい寡頭資本家の台頭―ミラノ
第8章 ブルジョア国家主義の控えめな魅力―バルセロナ
第9章 イスラムの願い―テヘラン
第10章 アメリカの文化紛争―ワシントン
著者等紹介
フォア,フランクリン[フォア,フランクリン][Foer,Franklin]
『ニュー・リパブリック』の編集主任。『ニューヨーク・タイムズ』、『ウォールストリート・ジャーナル』に寄稿し、サッカーを論じられるアメリカ新世代のジャーナリストとして、高い評価を受けている
伊達淳[ダテジュン]
1971年生。関西学院大学商学部卒業。東京外国語大学欧米第一課程卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こずえ
1
読むの遅くて…(泣)「エーコとサッカー」の後にこれが読めたのは本当に偶然ながらもいい流れ。つまりはエーコが嫌いな「サッカーと社会の絡まり具合」が記されてる本。面白かった。「日本のサッカー界は美しい」ってよく海外から言われる意味も理解できます。その辺見据えちゃうとW杯優勝とか気が遠くなるのだけど。2014/07/07
ネネムム
0
日本にいては体感できない世界のサッカーと社会や宗教などのさまざまな関係。海外リーグとの熱量の違いは、そういったサッカー以外のところに派生した誇りや尊厳の有無ではないかと思う。2014/04/30
No name
0
フットボールをメタファーに、セクト主義、フーリガンなど、思想や政治的な側面を取り扱っている。
taskun
0
世界のサッカーは、思っていた以上に思想、宗教、政治等と複雑に絡み合っていることを思い知らされた。そのチームのレプリカユニを着ているだけで、殺されたり差別されたりすることが実際にあるのは残念なことだ。レッドスター、セルティック、レンジャーズ、チェルシー、トッテナム、ミラン、レアルなどのダークサイド。そしてブラジルとイタリアの堕ちるところまで堕ちた腐敗。だがそれでもフットボールは続く。2010/12/15
bpm95
0
あらゆる場所にサッカーが。2010/07/03
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