内容説明
アジェ、クルル、ケルテス、ブラッサイ、ドアノー、イジス、エルスケン、カルティエ=ブレッソンらの膨大な資料を駆使し、写真と文学のコラボレーションからパリ神話の成立と解体を読み解く刺激的な一冊。サントリー学芸賞、渋沢・クローデル特別賞受賞の著者によるパリ三部作の完結編。
目次
江戸の記憶・都市の映像―リヴィエール/コバーン/福原信三
第1部 パリ神話の成立と文学/写真(“パリ写真”とは何か;十九世紀生理学の影―始まりとしてのアジェ)
第2部 写真集というトポス(都市のグラフィズム―ジェルメーヌ・クルル『メタル』;遊歩者の手法―『アンドレ・ケルテスの見たパリ』;思考の星座―ブラッサイ『落書き』 ほか)
第3部 パリ写真の展開(報道か、アートか―カルティエ=ブレッソン;街路と演出―モード写真;カメラなき都市写真 ほか)
著者等紹介
今橋映子[イマハシエイコ]
1961年東京生まれ。1984年学習院大学フランス文学科卒業。87年東京大学大学院比較文学・比較文化専攻修士課程修了。89‐90年パリ第四大学大学院留学。92年東京大学大学院博士課程修了、博士(学術)。筑波大学文芸・言語学系専任講師を経て、98年より東京大学大学院総合文化研究科助教授、現在に至る。専門は比較文学・比較文化
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