内容説明
セナとプロスト、スロットルワーク徹底分析。最強のターボエンジンホンダRA168E徹底分析。
目次
たゆまぬ進歩を求めるF1グランプリ
技術の限界に挑み続けたホンダF1挑戦史
想像を絶する現代F1カーの性能
F1カーは先端素材のかたまり
F1カーの生命にぎるタイア
難しいサスペンションのセットアップ
シャシー剛性がすべての源
空力なくしてレースなし
陰の主役ブレーキ
極限の効率を狙うF1エンジンの世界
信じ難いターボの技術革新
マウントと振動のイタチごっこ
情報を制する者はF1を制す
コンピューターで読む展開
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
choku_tn
2
30年近い愛読書。1990年3月、当時のホンダF1チームの後藤治監督が行った講演をもとに加筆したもの。当時のCG編集長の熊倉重春が「補習」と題した解説を添える。 ホンダF1第二期の歩みに始まり、セナの「スーパーラップ」解題、シャシーとエンジンのマッチングの重要性、ターボの構造などF1マシン各部の当時の先端技術を分かりやすく掘り下げている。読み返す度に懐かしく、F1の奥深さを想う。 地味な佇まいながらエンジニアをまとめ、F1世界の人種と渡り合った後藤治監督はある意味中間管理職の理想像だった。
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