出版社内容情報
味覚の異変は食の異変、食の異変は地球の異変。素材を活かす調理法(保温調理)と自然のだしで、味をゴマ化す脂肪と調味料は極力減らす。素材を活かしてゴミを減らせば地球も健康に。最新栄養学で健康・地球を守る。
目次
1章 楽しくなければリストラじゃない―おいしく無理のない健康料理術
2章 料理屋の息子の家庭料理論
3章 食情報も料理してから
4章 食材の個性を生かす調理法
5章 味覚を呼び戻す
6章 油脂ばなれの勧め
7章 それにつけても肉はおいしいけど
8章 これなら肥満になりようがない
別章 コラム&コラム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
12
図書館にて。魚柄氏の本はいくつか読んだことがあるのだが、最初期のものは未読であった。本書は1994年に農文協から刊行。魚柄氏のほぼ著述家デビュー作にあたる。30年前の本だし、魚柄氏も40才前。小柄ながら男性で体重55kg未満とガリなので、そこいらは割り引いて考えるべきかな▲煮物で味がよく染み込むのは冷めてゆくとき、と経験的に知られる事柄を物理学したのが早稲田理工の小林寛氏。熱拡散(ないしルードヴィヒ・ソレー効果)。対流が起きると相殺されるので、ゆっくり冷めると具の方に濃縮が起きる、と。2024/11/04
Mari Akifusa
0
サクサク読めた。巻末の「すいせんのことば」にあるように、「普通の材料をうまく、かつ健康的に調理するにはどうしたらよいか」が、この本の内容をよく表している。20年ほど前の本だが、クルクル変わる食を取り巻く情報に左右されない筋の通った内容。でもできる範囲でやればいいよと決して押し付けないところがいい。明日から、◯んだしではなく、煮干しで出汁とろうと思わせられる(笑)2013/04/11
kwy8791
0
我が家のネタ本其の三。こっちは食メインのエッセイ集の体2011/12/08
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