内容説明
度重なる自らのがん体験を通して一人の若い看護婦が到達した看護観や人生観に、読者は目を見張り胸を打たれることになるだろう。ここには従来の医療や看護の虚構を突き、新しい看護の世界を切り開く力や知恵がみなぎっている。看護職、一般読者共に必読の書である。
目次
第1部 看護婦ががんになって(がん宣告;がんにかかるまで;闘病本番 ほか)
第2部 地域へ飛び出す(模索;復職;よりよい看護を ほか)
第3部 支え合って生きる(がんは他人ごとではなく自分ごと;看護をめざす仲間たちに;がん体験者として生きる)