内容説明
北海道・東北の川の名前に始まる「カワ」の考察は、日本人の川に対する意識、川にまつわる歴史・文化などを経て、地球上の川を巡って、そこに住む人々との関わりへと深まっていく。都市史研究の第一人者が壮大なスケールで綴る、“川と人間”の有様。
目次
第1章 「川」のつく地名
第2章 川とは何か
第3章 日本人の川への意識
第4章 人工水路と運河
第5章 地球上の川とガワ
第6章 世界の運河と川
著者等紹介
鈴木理生[スズキマサオ]
1926年、東京都生まれ。東京都職員、千代田区図書館勤務を経て、現在は都市史研究家。江戸を始めとする都市の形成と変遷、流通、交通体系などに詳しい。1997年、『中央区沿革図集』(月島篇・日本橋篇・京橋篇)『神田まちなみ沿革図集』などで、地名文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガミ〜
3
あまりにも読むのが辛すぎて途中でやめた。数年に一度、稀に出会う断念本でした。全編を通して、著者が何を言いたいのかが分からない。大変に博学ですね、よく調べてますね、よくご存知ですね…というだけの一冊。なんなんだこれは。と思ったら、よく考えたらタイトルからして「事典」、読み物ではなかったですね。すみません、僕が間違ってました。2016/06/06
竜玄葉潤
1
「川を知る」と言うと地学か地理系と思って読んだら。文字、文学系の「川」を扱った本。それはそれで良いけど。2021/09/15
sa10b52
0
前半の名称がどうだとか文学中で川はどうであったかの議論は苦しかったが、後半の各国の川を総花的に説明するところは割合楽しめた。主題が不明瞭で話題があちこち行くので読みにくい。もう少し体系的だったらいいのだけど。アメリカの大西洋・メキシコ湾沿岸は水路になっているという話を過去に聞いてそれについて調べたかったのだけど、それぞれAtlantic Intracoastal waterwayとGulf Intracoastal waterwayというのだと言うことがわかったのが収穫。2024/03/03
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