内容説明
オスカルが駆け抜けた場所をあなたが旅するフランスガイドブック。「ベルばら」ファン待望の旅行ガイド。
目次
第1章 華麗なるベルサイユにて(ベルサイユの歴史;神々の住む宮殿―鏡の廻廊・戦争・平和の間・マルスの間 ほか)
第2章 革命の足音を聞きながら(王妃の人気凋落の引き金、首飾り事件;オスカルが立っていた場所)
第3章 燃え盛る革命最期の時へ(ベルサイユを後にして、幽閉の日々;マリー・アントワネットの遺言(中略) ほか)
第4章 哀しみの旅路、あの時通った道筋は(悲劇へ向かう美しい花嫁―マリー・アントワネットの婚礼ルート;自由・平等・博愛の通り道―7月14日バスティーユ襲撃のルート ほか)
第5章 ロココの香りを訪ねて(オペラ座;グレヴァン蝋人形館 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪mi★ki♪
27
これは良い!!「地球の歩き方パリ」は情報量は多いけれど、それが災いして何処に行って良いのかかえって困惑。が、これはベルばらファンの為のガイドなので、テーマが明確で行きたい場所の目安がつき易い。漫画のエピソードと絡めて歴史的な説明もわかり易く親切。ベルばら&フランス革命絡みはこれでチェックして、他のガイド本でその他の興味ある場所をチェックすれば相当旅行の役に立つと思う。2016/10/31
nono
13
図書館本。『ベルばら』ファンの為のパリ・ベルサイユのガイドブック。美しい写真や歴史解説と共にオスカル様達のイラストが豊富に収録された一冊。オスカル様が閲兵していた宮殿正面、麗しい鏡の間、ルイが泣き濡れていた愛の神殿などを楽しむものの、アンドレが落命したチュイルリー広場や今は無きバスティーユ監獄などを観るに思わず落涙。正しく『ベルサイユのばら』に心奪われた人間にはお勧めな一冊。20年以上昔の本なので情報は古いとは思うものの読めて良かったです。2025/05/05
れじーな
2
「ベルばら」版フランス観光ガイド。本の中でも何度もオスカルは実在ではないけれど…、といった書き方がされているにも関わらず、思わず本当に「ベルばら」があったような気分にさせてくれます。これはマリー・アントワネットやフェルゼンといった実在の人物の軌跡が現地の写真付きで読めるから、でしょうね。ベルサイユ宮殿やその他の美術館(かつての宮殿)などがフランス革命に絞ってガイドがしてあって、観光がしやすいんじゃないかな、と思いました。行きたくなります。フランス革命についての文献も読みたくなりましたね。2011/11/18
kei
1
「ベルばら」と言うよりは「フランス革命」にちなんだ場所のガイドブックだと思いました。2011/08/14
さえ
1
この本を読んだら、ヴェルサイユ宮殿の他にも行きたい場所が増えてしまった。2011/10/23