出版社内容情報
第二次大戦のドイツ潜水艦ＵボートVII型の技術資料史。写真159点と、図版多数を用いて、ドイツ海軍の主力兵器として700隻以上も建造されたＵボートVII型の技術的特徴、そして作戦の推移に従って技術的に改良、洗練されていった過程、また各兵器や器材が艦内でどのように操作運用されていたかを、綿密な調査と戦時中Ｕボートに乗り組んでいた旧ドイツ海軍軍人への取材で、具体的に記述。
内容説明
第２次大戦時、連合軍から“海の狼”と呼ばれ、恐れられたドイツ海軍Ｕボート。本書は、そのＵボートの主力となった７型に的を絞り、同艦の性能、構造、派生型の特徴、搭載兵器、電波／音響装置などのハード面を詳しく解説。現代の潜水艦に受け継がれた数多くのテクノロジーの全てが判る。
目次
第１章 Ｕボート設計の起源
第２章 システムの構造上の特徴
第３章 武器および照準システム
第４章 センサー・システム
第５章 対抗手段
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさる
1
Uボートに関する邦語化書籍は多いが、建造数でも最多のⅦ型に関して構造や装備などハード的な分野についてここまで深く書かれたものは少ないであろう。それほどまでに本著は充実している。時おり挿入される乗組員や司令官の当時のコメントは文章に強い説得力を持たせている。史料として価値ある一冊といえる2015/12/26
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