出版社内容情報
わが国財政は先進国中最悪の危機的状況にある。21世紀に向けて活力ある経済社会実現のため、財政構造改革にどう取り組むべきか。前著『財政構造改革白書』の続編。
内容説明
歳出削減を軸に構造改革を。主要先進国の中でも最悪の財政事情になったいま、社会保障・公共投資等の各歳出分野の削減合理化が、財政健全化達成のために不可欠である。『財政構造改革白書』の続編。本書は、欧米8カ国の財政運営の実態調査をもとに、財政健全化の目標を、西暦2005年までに国と地方の財政赤字の対GDP比率を3%以下に抑えることに設定し、歳出削減を軸にした財政構造改革の具体的方策について言及したものである。
目次
財政構造改革特別部会最終報告―活力ある21世紀への条件(財政構造改革の基準;財政構造改革の目標;財政構造改革の方向性;新たな財政健全化目標について)
財政構造改革特別部会海外調査報告(各国の財政改革の取組み;海外調査報告;各国篇)