内容説明
「生長の家」の創始者・谷口雅春の、誕生~教団設立までの足跡を辿り、時代と信仰・思想との関わりを浮き彫りする。
目次
第1章 谷口正治
第2章 世界立替説
第3章 蛇と蛙
第4章 神を審く
第5章 雪溶け
第6章 生命讃歌
第7章 『生長の家』創刊
第8章 甘露の法雨
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokoberu
2
未完であることが、本当に惜しい作品。生長の家創始者・谷口雅春の評伝。若き日の女性関係のエピソードからも伺える谷口の「観念は現実を支配」という思想、また皇道大本の立て替え説に惹かれた社会改革志向など、非常に興味深い。自己啓発の元祖とも呼ばれるニューソートや、エマソン(反知性主義!)やジェームスなどの影響を受けていた点も、現在の観点から振り返ってとても面白い。本論とは関係ないが、渡部昇一氏が生長の家について好意的に述べていたこと、別名義でニューソート本を翻訳して紹介していたという記述に、少し驚かされた。2015/08/16
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