やぶれさる探偵―推理小説のポストモダン

やぶれさる探偵―推理小説のポストモダン

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 21X14cm
  • 商品コード 9784489003318
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0098

内容説明

ポストモダンの一形式としての反‐探偵小説について。『薔薇の名前』他の作品を手がかりに、その可能性をさぐる。

目次

1 探偵小説の発展、そして反‐探偵小説の出現
2 反‐探偵小説を定義する
3 革新的な反‐探偵小説(レオナルドシャーシャ『人にそれぞれのものを』;ジョン・ガードナー『太陽の対話』;ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』)
4 脱構築的な反‐探偵小説(レオナルド・シャーシャ『あらゆる点で』;トマス・ヒンチョン『競売ナンバー四十九の叫び』;ウィリアム・ヒョーツバーグ『堕ちる天使』 ほか)
5 メタフィクショナルな反‐探偵小説(イータロ・カルヴィーノ『冬の夜のひとりの旅人が』;ウラジーミル・ボコフ『青白い炎』)
6 探偵は自由の身に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐってぃ

1
「推理小説のポストモダン」について理解できるだけではなく、アメリカやイタリアの探偵小説史についても知ることができる良書です。彼のこの本で探偵小説についての考察が終始していると言っても過言ではないほど、しっかりと探偵小説について言及されています。ポストモダン(脱構築)や推理小説について知りたい方は一度読まれることをお勧めします。2013/06/11

N

0
激オモロ2019/02/09

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