出版社内容情報
「総理、本当に拉致を解決したいのですか?」
拉致・核の恫喝・資源の争奪…。
日本の国益はどうすれば守れるか?
《目次》
第一章 謎の爆発北朝鮮の大規模爆発?/機能不全の日本のインテリジェンス/「外交ルート」の真相/「世界秩序」としての「インテリジェンス」/「情報(インテリジェンス)」へのアレルギーを超えて
第二章 国境に眠る鉱物資源「なぜ今、北朝鮮なのか」――上司との会話/「外交戦略」とは何か/「政経合体戦略」は外務省に根付くか
第三章 情報操作めぐる暗闘 リーク騒動の日々/「民主主義」から考える/「メディア」統治にもとづく情報の必要性
第四章 密使が動く時 相手の喉元をつかめない苦しみ/「エージェント・アプローチ」とは何か/ドイツの例に学ぶ/外務省不祥事をめぐる「反省」
第五章 外交戦略を支える人的情報ネットワーク 対北朝鮮経済制裁法案をめぐる混乱/日本型セクショナリズムの起源/何が問題なのか/日本に人的ネットワークを創り上げよ/再び「つながる」ために
《著者紹介》
1971年生まれ。1993年、東京大学法学部を中退し、外務省入省。経済局国際機関第2課、ドイツでの在外研修、在ドイツ日本国大使館、大臣官房総務課などを経て、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を務める。2005年3月末をもって退職。現在、原田武夫国際戦略情報研究所(http://www.70hen.com)。主な著書に『劇場政治を超えて――ドイツと日本』(ちくま新書)、『サイレント・クレヴァーズ――30代が日本を変える』(中公新書ラクレ)などがある。
内容説明
拉致・核の恫喝・資源の争奪…。日本の国益はどうすれば守れるか?北朝鮮外交の最前線での実務経験を踏まえ、日本外交を立て直す。
目次
第1章 謎の爆発事故
第2章 北の大地に眠る鉱物資源
第3章 情報操作をめぐる暗闘
第4章 密使が動く時
第5章 外交戦略を支える人的ネットワーク
大同江の夕陽の彼方に―「結び」に代えて
著者等紹介
原田武夫[ハラダタケオ]
1971年生まれ。1993年、東京大学法学部を中退し、外務省入省。経済局国際機関第二課、ドイツ・ベルリンでの在外研修、在ドイツ日本国大使館、大臣官房総務課などを経て、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を務める。2005年3月末退職。原田武夫国際戦略情報研究所代表
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