内容説明
英語科出身でもない。海外経験もゼロ。英会話学校に通ったことすらない著者が、突然ＴＯＥＩＣを受験。一夜漬けで７４０点が取れてしまう。「こんなはずはない」と、再び一夜漬けで挑戦した英検準１級も軽々とクリア。なぜこのような“中年男の快挙”が可能だったのか？本書は、ＴＯＥＩＣ・英検を例に、検定試験必勝法を伝授するとともに、快挙を可能にしたプラス思考の学習術を説き明かす、「超」実戦的英語力増強講座。著者の提唱する「第３の英語」とは。
目次
プロローグ 問題解決としての受験術
１ 最初の挑戦―ＴＯＥＩＣ「超」必勝法
２ ２つめの挑戦―私の「英検」必勝法
３ 英語の学び方―飛躍の瞬間
４ 第３の英語―なぜ英語を学ぶか
エピローグ 語学は最上の娯楽です！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラヲ
6
良い意味でタイトルに裏切られた。前半はTOEIC・英検対策など「試験の勉強」のための技術的な指南で、後半は大学在学中にドイツ語・フランス語・ギリシア語を漁り、最終的に英語に辿り着いた筆者による回り道的な勉強法の紹介。肉体労働と頭脳労働を分割するなど、だいたい自分がTOEICを受けるときの心構えと一致していた。筆者の唱える、実用でも教養でもない、「思考の幅を広げる手段」としての英語の例として諺や名文が多数収録されている。TOEICは英語のテストではなく情報処理能力や注意力を測るテストなのだと改めて認識した。2015/11/04
majiro
5
思いきったシンプルな戦術で、本質的な作業にフォーカスする。いわゆる点取りのテクニックのようで、実はビジネスのお手本。目的なくして勉強も旅もなし。ぎゃふん。こころえましたm(_ _)m2014/02/16
遠野
2
結構面白かった。とりあえず10月は、覚悟を決めて単語をたくさん覚えようと思う。2011/09/26
c3po2006
1
★★2015/01/10
深海（ふかかい）
1
タイトルと内容は一致してないが、面白かった。特に「ことわざで覚える英語」。外国の諺って興味深い。例えば、No applause can be made with one hand.日本の諺で相当するものは思いつかない。これで、No〜を主語にするなんてとても英語的な構文を印象的に覚えられる。2012/09/23
