ちくま文庫
トンデモ一行知識の逆襲

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480039170
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

短くて、軽い。つまり、生きるのにまったく必要ない些細なムダ知識をギュウギュウ詰めにした好評本第2弾。純粋に知識としての面白みだけを追究した素晴らしいネタを、さらにグレードアップして、大放出しましょう。「イスラム教で喪を表す色は白」「ハエの記憶力は30分」「キングサーモンの日本名は鱒の介」…など、へぇ~と唸る雑学オンパレード。

目次

1 やけに気になる一行知識(ウェディングケーキはローマ時代には「花嫁の頭の上」で切られていた。;「公園デビュー」の語源は新左翼用語の「公然デビュー」である。 ほか)
2 目からウロコの一行知識(予備校の健康診断の問診項目には精神異常関連のものが異常に多い。;南方には、妻の出産時その模様を夫が真似る風習のある地方が存在する。 ほか)
3 役に立たない一行知識(アルマジロは一卵性の四つ子しか産まない。;最古の結婚証明書は紀元前五世紀頃の遺跡から見つかったものでパピルスに次のように書かれていた。「健康な十四歳の少女と牛六頭を交換する」。 ほか)
4 人に話したくなる一行知識(カン入りのカルピスを作るにはマジンガーZを作るくらいの技術がいる。;アミン大統領は「トムとジェリー」のファンだった。 ほか)

著者等紹介

唐沢俊一[カラサワシュンイチ]
1958年、北海道札幌生まれ。大学在学中からアニメ研究、演芸プロデュースなどに携わり、その後、ライターとして活動。オタク・カルト物件の研究で注目される。『と学会』創設会員。従来の学問体系からこぼれ落ちたB級的知識を「一行知識」と名付けて収集を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TSUBASA

14
無駄知識の魅力を説くオタクであり、「トリビアの泉」のスーパーバイザーを務めていた唐沢俊一の無駄知識本第2弾。第1弾は未読。実益ほぼ皆無で「へぇ」という感想を持つくらいの雑学って大好きです。真偽の程は怪しいネタもゴッソリあったりしますが、彼にとって一行知識の魅力はそんな点ではないみたいです。嘘くさいネタは好きじゃないけど「知るか!」ってネタが好きだなぁ。「河童の腕は抜けやすいので河童と相撲を取ったときは腕をつかんで振り回すと良い」とか(笑)。時期的にそうだったのか、何故か星新一氏への追悼文も入っていたり。2014/04/27

げんなり

2
こういう雑学っぽい読み物って大好きで、嘘だかほんとだか、へぇーって言いながら読み進める。全部を覚えちゃう記憶力は今はないけど、何となく頭に残ったやつは多分何かの役に立つんだろうなと思う。あ、無駄話馬鹿話でのことです。そういう時間を充実させるのって大切だなあと最近思ってるもので。2021/05/11

嘉色のお豆

1
日本人は大便小便両方同時に出来るが外人はできないというのが、秀一。 あとがきが面白かった印象。2015/09/27

6月屋

0
帯では「トリビアの素」と『トリビアの泉』との関連を謳っているが、同番組と本書の間には決定的な違いがある。『トリビア』では各々の情報が本当かどうか検証をしていたのに対し、『一行知識』ではわざわざ「信用度」を付記してまで、それが典拠不明の不安定な内容を含む事を明らかにしている。一行知識の多くは実際、その情報のみがポツリと書かれているのみで典拠の明確でないものが多い。まえがきにあったハイヒールの起源については「路上の汚物を踏まないための発明」という説もある。そうした不安定さと自身による検証も一行知識の楽しみか。2014/12/02

tkm66

0
読み物。でも好きですね。2004/05/23

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